メラトニンの効果

自然が一番


 これまで述べてきたとおりインド風水ヴァーストゥの重要な法則のひとつに朝の日光を浴びることがあります。朝日を浴びることによって約14時間後に脳の松果体からメラトニンという物質が分泌されます。メラトニンには睡眠を促進する効果があるため、生活リズムを調整するのに役立つのです。

 米国ではこのメラトニンは普通のドラッグストアなどで市販されています。日本では、これをさまざまな方法で輸入し、個人の責任において使用する事はできるようです。ただ、日本の薬事法では、業として製造、輸入、販売することは、認められていません。有害作用が明らかでないためです。

 世の中には万能薬はありません。薬には効能もあれば多かれ少なかれ副作用があります。要はバランスなのです。

 バランスと言えば世の中ほとんどすべてバランスです。例えば運動は一般に健康によいとされていますが、過度の運動をすれば健康によいわけがありません。

 インド風水ヴァーストゥの基本原則にしたがえば、人間本来の治癒力でメラトニンを分泌させ、生活リズム調整します。はっきりしていないことが多い市販のメラトニンより安全性が高いことは言うまでもありません。これはインド風水ヴァーストゥが「自然との調和」であることの一例です。